観る聴く学ぶ

人は人に語る事で成長し始めます

観る聴く学ぶ

「職場で物語りを語る上司が居なくなりました」
「支店長が自分の言葉で語ってくれず、部下としては頼りにならないという声も上がっています」

お付き合いしている人事担当者やHR担当の方々の声です。
確かに日頃の研修で会うリーダーの方々の語る力が不足している感じがします。
30代だけでなく40代でも上手く自身の言葉で語る人に出会う確率が少なくなりました。
そもそも物語りは個人的な体験から始まります。

体験が脳に記憶され、次に自分の感情や想いが重なり合い、そして人に語ってみて、それから相手のフィードバックを受けて、自分の思いと相対化(比較)し、そこで自分と他人とが交差し、想いや考えが深まります。
その繰り返しで人は社会に在って自分を確認し、同時に人として自己形成を始めるのです。

私達は誰もが多くの経験を持ち、その一つ一つに感情や想いを抱いています。
ところが最近は何故か、その次の段階である「伝える」という行為から先が遮断されているようです。

理由はわかりません。しかし、人は人に語らなければ自己形成が止まります。成長もストップします。
時に日本人留学生が海外で孤立したり、人の輪に入れないのは自分のストーリーを語らないことも一因でしょう。
私たちは聞き手の評価を恐れず、面倒臭がらず、語らねばなりません。

「語る」ことは自他の成長に不可欠なのです。
忙しい中に在っても聴き手である私たちは寛容性を発揮し、語り手の言葉の一つ一つをあるがままに聞き、異文化を楽しむつもりで、そして自らの視点や意識の変化も楽しむ器量を持ってストーリーを聞きたいものです。

#話し方, #聴き方, #プレゼンテーション,

ストーリーで聴き手の心の変化を掴みましょう
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