観る聴く学ぶ

何度、練習しますか

観る聴く学ぶ

多くの方は、上司や友人その他の人の依頼により、人前での話をする事になったことがおありでしょう。
私も狭い範囲での人付き合いの中で、依頼を受けて多くの人の前に立ち、話をした経験があります。

最近だと、息子の結婚式で親の挨拶として1分間ほど、参席者に対するお礼の言葉を述べました。
それ以外にも多くの経験がありますが、私以上に人前で話をする機会を持つ方が、世の中には多いと思います。

そして話し方の講師をしていて不思議に思う事があります。
と言うのも、人の前で話すのに、それに応じた話の設計や練習に取り組む方は、意外に少数派であり、殆どの人はブッツケ本番と言うと品が有りませんが、そう思える節があります。

確かに職場で朝礼のスピーチをなさる方は、毎日のイベントだし、部下が大勢であっても、緊張も無く、普段の自らの想いを述べれば良いとお思いになって取り組んでいらっしゃいます。

これと言って身構えることなく、無意識で人の前に出る人も多いでしょう。
この際、朝礼の挨拶といった日常的なスピーチについては煩く言いたくないのですが、次のようなケースだと、皆さんは原稿を書いたり、実際に声を発して練習するかもしれません。

・お客様のご子息の結婚式での祝辞の挨拶
・葬儀で挨拶する
・お客様ご主催のパーティで一言、述べる事になった
・ご自分の子息の結婚式等での挨拶
といった公的な場でのスピーチ(子息の結婚式は公的ではありませんが、ここでは分かり易くするために書いています)で、間違いを犯すと、自分に何らかの責任が被さって来るという場合、私たちは練習するのです。

練習する時の貴方の想いは、間違うといけないから、途中で詰まってしまうと、みっとも無いから、スラスラ話して、流石と褒められたいから、といった欲があります。

一方、朝礼の挨拶で、あなたは何かの欲を持って話していますか。 多くの人は、「ああ、今日は何を話しておこうかな?」くらいの意識で取り組んでいるのではないでしょうか。
これは私からの提案ですが、日々のスピーチを習慣としてなさっている方は、一週間に一度だけは、練習をして取り組んでは如何でしょうか。

週に5回、人前で挨拶したり、スピーチをなさる方が1回の挨拶を練習するのです、挨拶の一言を述べる方が、一週間に一回だけでも練習をします。
もともと人前で話すことに慣れていらっしゃるので、こうした事に、精神的な負担を感じるかもしれません。

例えば職場で4月最初のスピーチをすることになり、貴方がお考えの新春の想いを皆さんに伝えるときに何を話しますか。
桜の花見の話、自分が若い頃の想い出、自分の失敗談、新人への激励のスピーチ、今年度の目標達成に資する激励の話、等々を考え、これらを一題1分間で語るスピーチを、と思ってください。書けば300~320文字くらいです。

なぜ書くか?と言いますと、書くことで考えが整理され、そして言葉として発した時の語調や、音声が意識され、脳内で自然と理路整然とした話に仕上がると思うからです。

#話し方, #スピーチ, #思考の整理

 

 

 

 

ストーリーで聴き手の心の変化を掴みましょう
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